自意識朦朧

Simple Lifeを妄想するライフログ

【書評】東京百景

f:id:baku305:20151206103026j:plain

文学的表現に笑いのエッセンスを添えて

芥川賞作家、ピースの又吉直樹氏のエッセイ集です。

芸人のエッセイ集なのでいわゆるタレント本の類だと思って読んでみたら、正直ビビリました。
さすが芥川賞を受賞するだけあって、すごく上手。いや上手なんて軽率な単語を使ってしまって「お前どこ目線やねん」と突っ込まれそうですが、ほんとに上手。
エッセイ集でこんなに引きこまれたのは始めてです。

上京した東京での出来事や心象を、土地や場所をテーマに語ります。
エッセイなので、各章が1ページ程度、長くても数ページと非常に短いなか、その独特なキャラクター性と繊細な文章で、笑って泣けてスーッと心に染み入ってくる言葉のセンスは読んでいて気持ちがいいです。

最近本は、図書館で借りて所有しないようにしているのですが、この本はちゃんと購入して何度も読み返したい衝動に駆られました。

芥川賞受賞作品「火花」もまだ未読なので、期待値めっちゃ上がってます(゚∀゚)

 

東京百景 (ヨシモトブックス)

東京百景 (ヨシモトブックス)