自意識朦朧

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【映画評】謝罪の王様:2013年 日本

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ストーリー:★★★★☆
コメディー:★★★★★
キャスト:★★★★☆
伏線回収:★★★★★

謝るとき、人は誰でも主人公。
主演の阿部サダヲ、ヒロイン・井上真央はじめ、贅沢なほどバラエティに富んだ錚々たるキャストが集結! 主人公の東京謝罪センター所長・黒島譲を演じるのは、個性派・演技派・人気実力派どれも兼ね備えた天才俳優・阿部サダヲ。
そして本作のヒロイン、謝罪センターのアシスタントとなる典子には井上真央。
さらに、岡田将生、尾野真千子、高橋克実、 松雪泰子、竹野内豊、荒川良々、濱田岳と日本映画界に欠かせない名優たちが勢ぞろい!
さらには、松本利夫名義でEXILEのMATSUが出演するなど、贅沢なほどバラエティに富んだ錚々たるキャストが脇を固める!

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何にでも謝り倒す日本を風刺したブラック・コメディ

脚本:宮藤官九郎 × 主演:阿部サダヲ × 監督:水田伸生のチームによる3作目の作品。

前作『舞妓Haaaan!!』『なくもんか!』も好きなんですが、いかんせん乗りと勢いで押し通すクドカン節炸裂の作風だったんで、全体的な流れとかあんまり覚えてない(汗)

その点、今作は日本人の得意技『謝罪』というものを題材にブラックな風刺が効いていて、あるあると納得できる話も多く楽しめました。

 

クドカン作品お楽しみの『伏線回収』

最近のクドカン作品では、あまり見られなくて残念だったんですが、初期の脚本を担当した作品では、小さな伏線(小ネタ)を組み合わせる手法が魅力的でした。

今作もオムニバス的な流れになるんですが、各エピソードの前後がちょっとつながってるんですよね。

こういう連続ドラマで発揮された見せ方が木更津キャッツアイの時からファンだったボクにはツボでした♪

 

つくづく日本って謝罪の国だなー(遠い目)

テーマとなる謝罪ですが日本くらいですよね。謝罪にこれだけチカラいれるの。

もうとりあえず謝っとくだけで、相手の態度が全然違うの。

作品でも何かする前に謝る勢いなんて言葉も出てましたが、やっぱ何かにつけ謝ってますよね日本人。普段でもありがとう=すいませんに置き換わるのもほんと不思議。

作中でも、怖い人に謝る女性軽視の人が謝る子どもに謝る外国人に謝る。なんて色々出てきます。

特に外国は文化の違いにより、知らずに失礼なことしてるってことはよくあること。それに対して日本式の謝罪してもうまく伝わらなかったりと問題も多そう。

 

相手に対して何を謝るのかちょっと考える作品でした。いやそんな崇高なものはない。

頭からっぽにして楽しむのがクドカン作品の正しい見方です( ・ิω・ิ)


『謝罪の王様』特報