下駄で散歩すると健康に良いと聞く。
というわけで15年も前に城崎の温泉街で買った下駄を引っ張り出して履いている。
久々に履くととっても歩きづらい。
普段の靴のように歩くとかかとが離れて下駄がスポッと脱げてしまう。
だから親指の付け根に力をいれて鼻緒をぐっと引き寄せる。
10分も近所を散歩すると土踏まずとふくらはぎがぱんぱんw
軸をしっかり意識しないとすぐにバランスをくずしてしまう。
なるほど、これが健康になると云われている理由か。
歩けば歩くほど鍛えれられている実感がある。
足裏の刺激で脳の活性化にも有効だそう。
今、扁平足の子どもが増えてるそうで下駄・草履が推奨されているらしい。
下駄で歩くには『歩く』ことに集中しないといけない。
ちゃんと歩けると足を持ち上げる時に下駄がかかとにぶつかりカラポンッカラポンッと心地よい音がする。
それでも早くは動けないのでゆっくりと歩くことになる。
『歩行瞑想』にも良いかもしれない。
ボクの持っている下駄は裏面に薄いゴムが貼ってあって気休め程度のクッション性がある。
ただゴムが柔らかすぎてアスファルトを歩くだけで大量の小石が食い込む。
いかつい凶器のようw
ちなみに下駄とは…
鼻緒があり底部に歯を有するものとされているようだが、今はこのようにゴム底のものでも下駄というらしい。
まあだいたい木製だね。この硬い底が足腰に良いらしい。
では草履とは何なんだというと、今では字のまま材料に草を用いたものでもなく、非常に広義な意味だそう。
大雑把にいうと鼻緒がついてるものはだいたい草履。
ビーチサンダルもわらじも草履の一種ってこと。
底に革を用いビスなどで滑り止めをしたものは雪駄(せった)という。
どれでも鼻緒を用いていて大地を肌で感じやすいというところが健康の一因となっている。
この夏は自粛ですっかり鈍った身体を取り戻す所存!
2週間後
壊れましたけど!
ゴム底が剥がれましたけど!
どうも何年も放置していたため、木の部分が劣化してしまったらしい。
層に沿って割れているので接着剤でくっつけても、またすぐに剥がれそう。
諦めるか…
この夏は下駄を買うところからスタートのようで…