自意識朦朧

Simple Lifeを妄想するライフログ

【手放す】今日やめたコト【カメラの人】

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マキシマムな趣味『カメラ』

26歳で社会人から写真学校の夜間部に入学し、メインワークではないが特技として仕事と趣味に活躍してきたカメラ。

今年は始めるコトよりやめるコトを決めていきたいなと思い、このカメラという趣味をやめることにしました。

人生の中で結構なウェイトを占めていた趣味なんで、やめるのにかなり躊躇したんですが、写真に対する思いが徐々にずれてきたので、この期を逃さずに思い切ることにしました。

 

『カメラの人』をやめる

写真を趣味とし、周りに「上手いね」といわれる写真を撮れるようになると、なにかと重宝がられます。

ちょっといい感じに撮れた時に見せてあげると相手も喜びますし、仕事に繋がることもありました。

デザイナーという業種を仕事をしているとおり、自分が作り上げたもので他者が喜んでくれるというのが無常の喜びな性格なんで、撮影のお話とかすすんでいただくわけです。

喜んでくれるのが嬉しくてただそれだけで満足だったんですが、いつのまにか事あるごとに『撮る』ことが前提となってきて、それがプレッシャーにもなり、本来やりたいことへの邪魔にもなり…… ちょっと煩わしくなってきました。

 

特に『カメラの人』っていうキャラ付けが重いんですよね(´・ω・`)

ボクは、ゆうても趣味レベルの人なんで、頼まれて撮影するときは「撮ってやるぜっ!!」と力が入りすぎてしまい疲れちゃうんです……

 

そんなわけで、正確には「写真をやめる」のではなく、「大仰なカメラを持つこと」をやめ、キャラを変えることにしました。

 

カメラの精度が圧倒的に向上して誰でも簡単に撮れる時代

写真を始めた頃はフィルムでした。当時写真を趣味や仕事とするにはかなり専門的な技術が必要で簡単にマスターできる雰囲気ではありませんでした。

なんせ専門的にやる場合、操作はすべてマニュアルで設定一つで簡単に失敗するという緊張感のある作業ですからね。

そして精密機器の塊であるカメラに、ケミカル満載のフィルム・現像行程など作業には相応にお金のかかる趣味でもありました。

その職人的な世界が魅力的だったんです。

 

ちょうど写真の専門学校に入った時期がプロの間でデジタルに移行する転換期で、両方の知識を学びました。

デジタルの恩寵は凄まじく、「失敗してもいくらでもその場でやり直せる」「やり直しにコストがかからない」と写真を勉強する側からみたら最高の時代になりました。

 

そこから十数年、スマホの普及でだれもがカメラを持ち、もはや失敗するほうが難しいといえる性能の向上で、高精細な使い捨ての写真があふれる時代。

「写真は難しくない」がフィーチャーされ、少し魅力が削がれてきちゃったんです。

どうもボクは職人の世界が好きな古い人間のようです。

 

『カメラの人』である限りやりたいことに集中できない

写真の頼まれごとは多かったです。

  • 友人の友人の結婚式
  • 趣味の少林寺拳法の記録写真
  • ママ友の子どもの七五三、お宮参り
  • 我が子の学校行事ついでにママ友の子どもも撮影

結婚式の撮影ではお礼金をいただくことがありますが、それ以外はすべてボランティア。

喜んでいただけるので嬉しいですが…… 嬉しいんですが年間でそれなりな日数スケジュールが埋まります。

お礼金もフォーマルな場であれば普段着ない背広を着ます。クリーニングや交通費を入れるとあまり残りませんね。

それ以外は当然のごとく持ち出し(泣)

 

嫌であれば断ればいいんですが、我が子の行事やママ友との付き合いは今後に影響してくるので1回2回であれば大丈夫ですが、全拒否はちょっとねぇ……

手ぶらで我が子をじっくり見たいときもあるんですよ。こっちは。

というわけで、「機材がないから今は撮れない」って言うのが一番手っ取り早いんです。

 

際限ない機材沼

フィルム時代と違い、数ヶ月毎に発表されるデジタル機材。

カメラの買い替えサイクルも異常に早くなりました。

古い機材で四苦八苦しながら撮影しても、数世代先の機材であれば暗所もバッチリ、ピントもぶれないと性能差が如実にでてきます。

趣味レベルなんである程度の仕上がりでOKと思っていても、やはり気になるもの。

気がつけば機材を物色したり、購入までのお金の計算をしたり……

沼にハマりやすい『カメラ』というジャンル。恐ろしい((((;゚Д゚))))

 

さようならした機材たち

主に一眼レフ機材を処分しました。

どれも5年以上愛用していたアイテムたち。

もう随分とボロボロでしたが今まで付き合ってくれてありがとう。

 

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CANON EF 24-105mm F4L IS USM

持っている中で一番高価なレンズ。

趣味レベルで数十万するF2.8とか無理です!これが精一杯。

いろんなレンズを使ったわけじゃないけれど、やはり描写力が違うなと感嘆しました。

撮影を頼まれた時はメインとして使用。

これが故障したとき『カメラの人』をやめようと思い立ちました。

それくらい大活躍したアイテムです。

 

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CANON EOS 7D

三代目のデジタル一眼レフ。

動的な被写体の撮影に特化した性能で、頼まれごとでは人を撮影することが多かったので活躍しました。

かなり旧型なので暗所に弱く、結婚式の撮影は難儀した(汗)

それでも8年近く故障なしで動いてくれた実直な子。

 

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Canon EFS 24mm F2.8 STM

省スペースなパンケーキレンズ。

APC-Cサイズではちょうどよい画角とF値で普段の持ち歩きはずっとこれ。

ただ7Dに装着して持ち歩いていても本体が重いんでしんどい……

スナップならスマホやコンデジでもいいかなと思っちゃった。

 

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SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO for Canon

二代目のCANON機から使っている常用レンズ。

広角寄りでマクロもついてF2.8揃えとなんでもできる子。

いかんせん年寄りになってきて最近ではモーター音がうるさい。

 

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CANON スピードライト550EX

このストロボも古いっ!

結婚式の撮影のためにいやいや中古で買ったもの。

重いしかさばるしで普段は絶対に持ち歩かない。

このために充電式単三電池買ったりとかモノが増えた……

いまいち使いこなせなかった子。

 

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CFカード

最新機種では全廃されたのかな?

一昔前のデジタル一眼レフはだいたいこのフォーマットでした。

これも全然買い換えないから容量が小さいw

結婚式では入れ替えながら使ってました。

 

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CF→SD変換アダプター

世のカメラのフォーマットがほぼSDになったとき、もはや改めてCFカードを買うのは嫌だったのでこんな変換アダプターを使ってました。

転送速度の早いCFであれば十分戦えます。

転換までのつなぎアイテムですな。

 

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CANON純正ストラップ

CANON機を持ってるとなぜか純正ストラップをつけたくなる。

わざわざ色違いを買うところがもう……

カメラ界二大巨頭であるNikonとCANONを愛用してきましたが、今はそれ以外のメーカーのほうが魅力的に感じる。

 

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ミディアムクラスのカメラバッグ

一眼レフを持つとね。これくらいのバッグが必要になります(泣)

この中には総額数十~数百万の機材が満載なんですよ。

それを持ち歩くってスタイルが小市民であるボクはもうイヤ!

 

『カメラの人』をやめてみて

どんな時でも一眼レフを持ち歩いていた時期と比べ、当たり前ですが圧倒的に身軽です。

カメラを持つといついかなる時でも「なにか撮ってやろう」と獲物を狙う目になってしまうんですが、場の空気あるがままを受け入れるというスタイルがなんだかとても楽で心地よいです。

子どもと過ごす時も、今までは子どもを舞台に上げるかのような立ち位置でいましたが、今は同じ場所で同じものを見て楽しむことができています。

なにより、頼まれごとが減ったので時間を作れるってのも大きい。

 

写真を撮らないというわけではないので、これからはハンティング的な撮り方よりも散歩途中に花を摘むくらいの気軽なレベルで写真を楽しんでいこうと思います。