自意識朦朧

Simple Lifeを妄想するライフログ

【書評】最近読んだ小説

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多読な方ではありませんが、ここ数週間でじわりじわりと読み進めた小説たち。

現実世界からの逃避に最高です。

 

名探偵の呪縛:東野圭吾

図書館を訪れた「私」がふとしたことから迷い込んだ街。そこは『本格推理小説』という概念が存在しない場所だった。

その街で起こる、密室殺人や人間消失トリック。本格の存在しない街で起こる本格殺人に、探偵天下一となった「私」が挑む。

誰もが思ってて誰もが想像したがなんとなく「これはやっちゃダメなやつ」とタブー視してきた推理小説の掟に躊躇なく踏み込んで蹂躙した問題作『名探偵の掟』の第二弾。

推理の概念のない異世界(小説世界)に迷い込んだ小説家が自ら探偵となって謎を解くって話ですが、前作も同様、登場人物は主人公はもちろん、ここは現実世界でない物語の世界ってわかってるんですよね。そのうえで自分のキャラクターを演じてるっていう、ミステリー世界の舞台裏を覗いてる感じ。好き♡

 

プロジェクトメネシス:ジェレミー・ロビンソン

死んだ少女の心を宿した怪獣がボストンに出現、人類は勝てるのか!?

国土安全保障省のジョン・ハドソンは、超常現象の専門家だ。獣人の目撃情報を受けてメイン州の山奥までやってきて、偶然不思議な研究施設を見つける。そこでは政府の秘密裡の恐ろしい実験が行われていた!

 アメリカ版ゴジラともいえる、モンスターパニック作品。

シン・ゴジラを彷彿させる緻密な誕生過程と生々しい被災者目線。

リアルと特撮の程よいRemixで臨場感あってよろしいわ。

 

ラプラスの魔女:東野圭吾

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。検証に赴いた地球化学研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する――。東野圭吾が小説の常識をくつがえして挑んだ、空想科学ミステリ!
 映画作品から入ったパターンだけど、思った以上に原作に忠実だったので驚いた。
映像作品から入ると原作を読んだ時に情景が頭に浮かびやすいので楽。良くも悪くもだけど。
『見切る』系能力者を科学的に理由付けした感じなんで闇の力中毒の中二でも楽しめます。
ピタゴラスイッチをノーミスでフィニッシュできる人たちです。